ジェネリックの利用で、危険なネット購入に歯止めを

ジェネリック医薬品が増えていくことで、薬の安易なネット購入に歯止めをかける効果も期待できます。「少しでも安く買いたい」という理由で薬を個人輸入するのは危険ですので、正規のジェネリック医薬品を活用するようにしましょう。


危険な個人輸入はやめて、ジェネリックを使おう

医薬品のネット購入が何かと話題になっています。市販薬に関しては、2014年から正式にネット販売が解禁されましたので、ライセンスを取っているネット薬局で購入する限りは十分に安全です。

しかし処方箋の必要な薬をネットで購入することは、非常にリスキーだといえます。処方箋が必要ということにはそれだけの理由がありますから、いくら使ったことのある薬といえども独断で手に入れることは危険です。

また偽造品のリスクもつきまといます。たとえばバイアグラなどのED治療薬には偽造品が多数見つかっており、厚生労働省も注意を呼びかけています。ED治療薬は、正規に購入すると1錠1,300円~2,000円ほどもしますので、確かに高額なのですが、そんな事情を逆手にとって偽造品を製造する悪徳な業者が後を絶ちません。 また持病や服用中の薬などによっては使用できない人もいるため、診察を受けることは必須です。

しかしジェネリック医薬品を使うようにすれば、かなりコストは低く抑えられます。待望のバイアグラジェネリックも、ついに2014年5月に発売されました(シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」)。 こちらを選ぶようにすれば、先発薬よりも安く購入できますので、危険な個人輸入に手を出さずに済むはずです。


そもそも薬の個人輸入は、法的にOKなの?

深刻な問題となっている薬の個人輸入ですが、そもそも「個人輸入自体が違法なのでは?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

法律的には、患者さん自身が希望して薬を個人輸入すること自体は違法ではありません。たとえば、海外で暮らしていた人が現地で使っていた薬を帰国後も使いたい場合などがあるからです。

また難病に苦しむ患者さんの中には、日本ではまだ認可されていない新薬を使いたいという人もいます。最近では日本でも新薬承認までの期間が短縮されてはいますが、1日も早く効果的な薬がほしい患者さんにしてみれば、承認を待つ余裕はないこともあるでしょう。

こうしたケースを考えると、あくまで自己責任にはなりますが薬の個人輸入を禁止するわけにはいかないのが現状です。

ただし業者が、ネットなどで不特定多数の人に向けて薬の宣伝をすることは禁じられています。つまり患者さんがみずから希望して、然るべきルートを通して薬を個人輸入することは問題ないけれども、仲介業者などが「こんな海外の薬があります、いかがですか?」とPRすることは違法なのです。しかし実際は、業者が商品を宣伝するサイトは山ほどあります。

どんな時でも、顔の見えない相手から薬を購入することには大きな危険がともなうということを、ぜひ忘れないでください。また国内未承認であっても、医療機関に行けば全額自己負担で処方してもらえる薬はたくさんありますので、業者を通して購入するよりはそちらのほうがずっと安全です。




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