ジェネリックで広がる選択肢

ジェネリック医薬品にすると、医療費が安くなるというメリットは有名ですが、他にも注目したいさまざまなメリットがあるのです。

かつては先発薬のまがい物、粗悪品などと言われることも多かったジェネリック医薬品ですが、近年は研究開発も進み、場合によっては先発薬をしのぐ優れた薬となっている場合もあるようです。


後発薬のメリット

ジェネリック医薬品の使用拡大に伴い、製薬会社同士の競争も熾烈となっていて、現在ではそれぞれの会社で特色のある薬を開発することに力を入れています。

先発薬が発売されてしばらくは、他の会社は同じ有効成分を持つ薬は販売できませんので、独占状態で多くの患者に用いられることとなります。 この期間に医療従事者や患者から薬に対する不満を集め、それを改善するようなジェネリック医薬品を作ることができれば、患者や医師から信頼を集めることができます。

たとえば、「苦くて飲みにくい」という声が多い場合は、表面のコーティングを工夫して甘い味をつけるとか、錠剤の大きさを小さめにして飲み込みやすくするなどの工夫が可能で、実際にこれらの改善を行ったジェネリック医薬品は評価が高くなっています。

また、固形物を飲み込むのが困難な高齢者の使用を想定し、口の中の唾液と触れることで錠剤が簡単に溶け、飲み込むことを楽にするような技術を開発している会社もあります。

他にも、小さな薬の表面にレーザー印刷で薬品名を印字し、患者や医療従事者のミスを極力抑える工夫をしたものもあります。

さらには、先発薬とは違う添加物を使用することで、先発薬の添加物にアレルギー反応が出て使用できなかった患者さんを取り込むといった工夫をする会社もあるようです。

これまでは安さだけが選択の基準となることが多かったジェネリック医薬品ですが、今後は使用用途に応じて柔軟に選択することが可能となると期待されています。


自由診療で高いメリット

品質も重要ですが、特に自由診療など全額を自己負担する必要がある医薬品の場合は、価格のメリットも大きいものとなります。

たとえば、現在では成人男性の4人に一人は悩みを抱えているといわれるED(勃起不全)ですが、こちらは自由診療の範疇となり、治療薬は全額自己負担となります。

ED治療はバイアグラなどのED治療薬を用いた治療がほとんどですので、ジェネリック医薬品を使うメリットは大きいといえます。

現在、すでに国内でもバイアグラのジェネリック医薬品は複数の製薬会社から販売され、手に入れることが可能となっています。

バイアグラの価格は、25ミリグラム錠剤で1,300円前後、50ミリグラムで1500円前後となっていますが、ジェネリック医薬品であるシルデナフィルは50ミリグラムで1000円前後と、3分の2程度の価格で手に入れることができます。

また、製薬会社によって本家のバイアグラとそっくりな形状をしたもの、ラムネのように口の中で溶かすことができ、水なしで服用できるものなどの特徴のある薬も開発されていて、選択肢が広くなっています。

使用した人の声を聞くと、ほとんどの人がバイアグラと同等の効果を実感していますので、安心して利用できるジェネリック医薬品といえそうです。

なお、ED治療薬は処方箋薬ですので、求める際は男性専門治療院や泌尿器科などで処方箋を書いてもらう必要があります。 ジェネリックの発売で薬の価格が安くなった今が、治療開始に良いタイミングかもしれません。




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