注目のジェネリック医薬品~バイアグラ編

さまざまな治療薬においてジェネリック医薬品が登場していますが、今、大きな注目を集めているのがED治療薬でおなじみの「バイアグラ」です。 2014年に特許満了を迎えることから、今後多くのジェネリック品が出てくることが期待されています。


1錠1,500円!?バイアグラの高額な薬代

温度計 1999年、日本でも認可の下りたED治療薬がバイアグラです。当時は男性たちにとって、待ち望んだ夢の薬ができた、と大きな評判になりました。

しかしED(勃起機能不全)~ED診療ガイドライン~は、自由診療になります。健康保険が適用となるのは、基本的に「健康を取り戻すための治療」ですので、性的な機能はその範疇に含まれないのです。そのため、治療薬も当然ながら10割負担となってしまいます。

自由診療処方の薬の値段は、医療機関が自由に設定できますので多少の幅はありますが、25mgで1錠1,100~1,300円、50mgで1錠1,300~1,500円あたりが相場です。たしかに有用な優れた薬ではあるのですが、これでは日常的に利用するのは相当なコストがかかります。

そのため、多くの男性がネットの個人輸入でED治療薬を購入していますが、ネットに出回っているものの半数以上が偽造品であることが、大規模な調査によって判明しました。中には有効成分がほとんど含まれていないものや、劣悪な環境で製造されている不衛生なものもあり、その危険性が指摘されています。


2014年、ついに特許満了!

「もっと使いたいけれど高すぎる」、そんなバイアグラもついに2014年、有効成分に関する「物質特許」が切れます。以降、複数の製薬会社からジェネリック品が登場する見込みです。

日本に先駆けて、韓国では2012年5月にバイアグラの特許満了を迎えました。その後、「ヌリグラ」や「ハピグラ」などの多くのジェネリックが発売されていますが、価格をみると50mg1錠で3,000ウォン(約210円)と、バイアグラよりかなり低価格となっています。 もっとも安いのが「パルパル」という薬で、50mg1錠で2,500ウォン(約175円)という破格の値段です。

さらに価格のみならず、錠剤のほかに粉末タイプも作ったり、ミント味にしたりといったさまざまな工夫もみられます。まさにジェネリックならではの改良といえるでしょう。

日本でも2014年にバイアグラの特許が満了を迎えて、東和薬品やキッセイ薬品からバイアグラのジェネリック品の発売が開始されました。東和薬品のジェネリックは水無しでも服用できる口腔内崩壊錠(OD錠)でレモン風味とコーヒー風味の2種類、キッセイ薬品のはバイアグラと同じく水に飲むタイプで、どちらもバイアグラよりも安く処方を受けることができるようになり、男性たちにとって大きな助けとなっています。
国内正規品のバイアグラのジェネリックについて




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