日医工の取り組みを紹介

一生のうち、病を抱えず生きていくのは不可能です。必ずどこかで医療のお世話になり、薬との接点を持ちます。その大事な医薬品を届けてくれている製薬メーカーの取り組みは、私たちの命と健康を支えているといっても過言ではありません。

新薬メーカーに限らず、後発といわれるジェネリックメーカーも飲みやすく安全な薬の開発に取り組んでいます。その中で、今回は日医工の研究開発活動をご紹介します。


日医工のジェネリックは

日医工は富山に本社を構える大手のジェネリックメーカーです。売上高は2015年3月期で1,270億円以上。グループ、売り上げ共に日本でもトップクラスの規模を誇るといってもいいでしょう。

よりよい医薬品を創造するため開発活動に取り組む日医工。その精神を支えるキーワードは、「高品質」「利便性」「合理性」といったところでしょうか。

高品質を目指して、薬の大元となる原体と、完成した製剤の品質確保のため、厳格な評価システムを用いて開発に取り組んでいます。それぞれに細かい項目を設け、原体では純度や年度分布、製剤では含量や溶出性、光に対する安定性など、いろいろな角度から検討を行い、着実に精度の高いジェネリックの開発に努めているといえるでしょう。

また、服用する患者の立場に立って、利便性に一工夫を凝らす姿勢も光ります。飲みやすい薬を幅広く利用してもらうには、薬のサイズから味の調整まで、柔軟に考慮する必要があります。また、扱いやすくするため、包装材の作り方まで配慮して開発に取り組んでいます。

品質と利便性を守りつつ、なるべく無駄を省いてスピーディにユーザーの元に薬が届くような体制を整えています。先発医薬品の審査と特許期間が終了次第、1日でも早く提供できるよう研究と開発に臨んでいる姿勢が窺えます。


力を注ぐバイオ実験室

日医工は日々進化を遂げる創薬のグローバルな情勢に対応するため、「ハニカム棟」とよばれる一大開発拠点を完成させ、運用を開始しています。世界への挑戦を掲げる日医工の勢いがこの棟に表れているといえるでしょう。

ハニカム棟の中には、バイオ実験室と高薬理活性実験室が設けられています。ここは、今後のジェネリック医薬品開発の鍵を握るとされるバイオ後続品や制癌剤の開発にとって重要となる戦略拠点といえましょう。

バイオ実験室において、これまで蓄積された分析と評価の技術がバイオ後続品の基礎研究に活かされ、さらなる品質向上に期待が持たれます。将来のジェネリック情勢を見据えた日医工の戦略性に富んだ取り組みに注目したいところです。


品質確保のための体制

すぐれた医薬品の品質を保つためには、厳格な審査とチェック体制が欠かせません。日医工は品質管理部門を製造部門から独立させることで、原料と資材の仕入れから製品の完成段階まで、プロセスごとに厳しい試験とチェックを実施し、万全の体制で品質確保に取り組んでいるといえるでしょう。

安価で便利なジェネリックを使用する裏側で、メーカーのこうした地道で誠実な活動・研究姿勢・製造体制があります。原体を研究する人も、開発に取り組む人も、試験を行う人もすべて、いいジェネリックを患者の元へ届けたいという思いに変わりはないといえます。今後の日医工の取り組みに期待していきましょう。




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