ジェネリック医薬品推奨マークとは?

安価でありながら安全性と効果は先発薬とさほど変わらないといわれるジェネリック医薬品。増え続ける医療費を抑制できることから、政府はジェネリック医薬品の普及に努めています。しかし、日本では信頼性に疑問を呈する医師もおり、なかなか浸透しないのが実情です。

そんな中、日本ジェネリック医薬品学会は、全国的にもっとジェネリック医薬品を取り扱う薬局を増やそうと、「ジェネリック医薬品推奨マーク」の配布を行っています。マークにはそれぞれ「Goldマーク」と「Silverマーク」があり、ジェネリックを利用したい人はこのマークが表示されている薬局に相談されるといいでしょう。


日本ではなかなか普及しないジェネリック

ジェネリック医薬品は、薬の服用を続けている人や闘病生活を送る患者さんの医療費負担が軽くなるというメリットがあり、国民生活の福祉に資する制度です。なるべく多くの患者さんがジェネリック医薬品を利用してもらうためには、ジェネリックを取り扱う薬局を増やさなければなりません。

しかし、日本の医薬品市場におけるジェネリックのシェアは、52%程度にとどまっています。(東和薬品HPより)ヨーロッパでは70%、アメリカでは90%以上の普及率を誇っているのに対し、日本でのジェネリックへの理解と活用、それを支える制度や取り組みはまだまだ遅れているといわざるを得ません。

ジェネリック医薬品を、多くの患者さんの手元に届くようにするには、まず供給元である薬局のジェネリック備蓄率を増やす必要があるのです。そのため、日本ジェネリック医薬品学会は推奨マークを配布することで、ジェネリックの評価制度を確立し、薬を扱う業界全体の意識向上を図っています。


GoldマークとSilverマーク

ジェネリックの利用促進を図るための秘策ともいえる推奨マーク。先述の通り、このマークには、GoldマークとSilverマークの2種類があります。

Goldマークは、ジェネリック医薬品が広く患者さんに行き渡るために取り組んでいる薬局に配布されます。具体的な基準は、300品目以上の備蓄を備えているのが条件となります。

対してSilverマークは、備蓄数はGoldマークの薬局には及ばないものの、患者さんからジェネリックの相談を積極的に受け付け、変更依頼にも前向きに対応することを宣言した薬局に与えられる評価です。このマークが表示された薬局に行けば、安心してジェネリックに関する相談ができるでしょう。

2つのマークに評価や基準の違いはあるものの、どちらも日本ジェネリック医薬品学会のお墨付きをもらい、安心してジェネリックの相談を任せられる薬局の印であります。ジェネリック医薬品に興味がある、または今使っている医薬品をジェネリックに変更したいと考えている人は、このマークが掲載された薬局に相談されることをお勧めします。


マークで何が期待できる?

2つのマークの狙いは、ジェネリック医薬品の健全な宣伝と普及によって、患者さんの負担を減らし、医療費を抑制することにあります。このマークの表示を許された薬局は、ジェネリックの普及と理解促進に貢献していると評価され、日本ジェネリック医薬品学会のサイトに掲載されます。

日本ジェネリック医薬品学会が運営する「かんじゃさんの薬箱」という情報サイトがあり、ジェネリック医薬品に関する幅広い情報が網羅されています。このサイトでジェネリックを扱っている薬局が検索でき、患者さんと薬局の橋渡しの役割を持っています。

情報基盤の整ったウェブサイトに紹介されることで、ジェネリック医薬品が患者さんの手元に届きやすくなり、薬局と患者双方にメリットがあります。薬を扱う業者も求めている患者も、積極的にこのマークを活用してジェネリックを引き寄せましょう。




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